第2回ビジコン-柿沼直美

柿沼直美
あじ島まるごと家族計画 ~ライオンの家のような安心と笑顔がめぐる場所~
《 事業概要 》
①誰に、何を、どうやって提供するのか?
島の高齢者、地域外の人、児童養護施設の子どもや支援が必要な家庭、独身や子の独立後に孤独を感じている中高年層
②あなたがこのプロジェクトで社会・地域・周りの人に果たす役割は何か?
高齢者の孤立解消。島経済の活性化。児童虐待の予備。他地域へのモデル展開の可能性。
③どのように収益を得るか?
島内に世代や立場を超えて集える場所(体験スペース)高齢者と子どもの料理教室、漁業体験、島歩き、季節行事など。子どもや家庭を島に招く自然体験合宿(島留学)、交流事業、島産品販売、農業体験、民泊やツアー企画、虐待サバイバー交流会
《 経歴・想い 》
(これまでの経験)会社員、接客業、足つぼ&リンパマッサージ、レイキヒーリング、心理学×占いセッション、点描曼荼羅作家 、数種類のボランティア、まごころサポートコンシェルジュ、不妊治療や二度の手術、脳梗塞など、病気のたびに生き方を模索
(プロジェクトに参加する思い) 今を愛おしく思えるような生き方をしているのだろうか? 私の大好きな小説、小川糸さんの「ライオンのおやつ」 余命を告げられた主人公が、ホスピスの「ライオンの家」で、残りの日々を本当にしたかったことを考えます。死に向かう事で生きることに焦点を当て、今を生きるんです。人のつながりとあたたかさがとても理想的で、生き方そのものを体現する世界です。 今、高齢者のサポートをしています。高齢者は増加の一途、将来ひとりで生きる自分を想像した時、 支え合いの環境で安心して暮らしたい。自分らしく楽しく暮らす人を増やして、喜びと安心の環が波紋のように広がって皆が家族のような存在で愛に溢れた世界にいたい。 同じように不安を抱える人が増える中、島では過疎化と高齢化による孤立が進み、全国では、児童虐待も深刻化しています。 島が大好きな私は、宮城県の網地島をまるで「ライオンの家」のように温かく、将来は島留学や虐待サバイバー、訪れた人も暮らす人も安心して心を開ける場にすることで、高齢者、子供、観光客、地域外の人たちと世代や立場を超えてつながり、誰も孤独にしない。そんな‘’島まるごと家族”の未来をつくります。