第2回ビジコン-百澤望

百澤望
繋がる思考サロン「思考×自分×行動=未来の私」
《 事業概要 》
本事業は「在宅で自立を望むハンディキャップのある方」と「社会貢献型の女性起業家」がつながり、共に成長できる仕組みをつくります。まず女性起業家の事業を安定させ、そのスキルを在宅で過ごす方へ届けることで、仕事を分かち合い収益を共創します。収益は有料発信や会費マージンで確保し、「誰もが働く喜びと社会とのつながりを感じられる未来」を地域や社会に広げていきます。
《 経歴・想い 》
繋がる思考サロンが目指すこと
この事業プランの始まりは、難病の夫の介護と4人の子育てを両立してきた経験からです。
夫はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、立つことも話すこともできず、最期は指先しか動かせない全介助の状態となりました。私は介護と子育てを続けながら、一つの家族としての幸せを必死に守り抜いてきました。
夫は「最期まで子どもたちのために働くこと、生きること」を諦めませんでした。しかし残念ながら、その「本当に願っていたこと」を最後に聞くことはできませんでした。
この経験を通して私は、**「どのような身体の状態や環境にあっても、働き、収入を得て社会とつながることが生きる力になる」**と強く実感しました。
その想いを形にするために、私はまず
★絵本 『ももちゃんちのパパ~パパがALSになったんだぁ~』 を出版し、難病や介護を子どもたちに伝える活動
★医療器具を付けても着替えやすい洋服ブランド「Alive-アライブ-」を立ち上げ、障がいや難病の方の自立と収入獲得を目指す取り組み
を行ってきました。ALS当事者やご家族、医療関係者と協働する中で、**「継続的な支援のためには、収益化と仕組み化が不可欠」**であることに気づきました。
そこで私は方向転換を行い、まずは 女性起業家の支援 に着手しました。
個人事業主の機動力とネットワークを活かして、女性が自分らしく働ける仕組みを作り、その基盤をもとに「在宅で過ごす障がいや難病の方の支援」と「経済的自立の仕組み」につなげていくことが、私が主宰する 繋がる思考サロン の目指す姿です。
資料

