第1回ビジコン-渡邉絢日

渡邉絢日

食と農でつなぐ社会循環プロジェクト

《 事業概要 》

授業の一環に無農薬でお米やお野菜を育てる授業を組み込みむことにより子どもたちに食の大切さ、尊さを伝えます。そして授業に農家のフォローをつけることで農家さんの収益を上げ担い手を増やしていきます。
オーガニック給食、伝統的な和食に変えることで病気になる子どもたちの激減から医療費の削減、残食が減ることでゴミ削減にも直結。
年間コンサル料として教育機関から収益をあげて行きます。

《 経歴・想い 》

わたしは8年間幼稚園教諭という立場で子どもと関わる仕事をして来ました。お母さんの食への関心が低くコンビニ弁当がご飯だった、朝ごはん食べていない、そんな実態がありました。しかし、これはお母さんが悪いのではありません!日本の食に対する基準の甘さから食への関心が薄い人たちが増えていてるという社会背景があります。わたし自身アメリカに1ヶ月留学に行った時に1ヶ月で体重10キロ増、そして帰国後すぐにアトピーを発症しました。留学先ではレストランがマクドナルドしかなく1ヶ月間マクドナルドで食事をし続けたからです。まさか大人になってアトピーになるとは思わずすごくびっくりしましたが、1年間食事を整えることで寛解しました。その経験から食の大切さその先の農というところに行き着いたのです。農薬を撒いた野菜は農薬で膜を張られるので、土にあるミネラル分を吸収できません。夢みる給食という映画のなかではオーガニック給食にすることで得られる様々なメリットがデータと共に挙げられています。わたしも実際娘を子育てする中で土に触れ、無農薬のお野菜を食べ、添加物をなるべく取らない食事をすることでしっかりした土台ができていると実感しています。娘が通う幼稚園もオーガニック給食をしてくれています。
給食はどんな子でも平等に食べられる権利のあるものです。1年の1/3近くの食事がオーガニックに変わるだけで病気になる子どもが激減して残食が減ったというデータが出ているのです。食は人に良いと書いて食。そんな食事を届け、食べることへの関心そして、それを作ることの大変さや尊さを感じて欲しい!オーガニック給食が叶うことによって土壌が生き返り、自然を壊さない共生社会に戻すことも出来ます。さらに子どもたちが健康を取り戻せば医療費の削減が可能です。残食も減るのでゴミ問題の解決にも直結していくのではないかと考えます。だからこそ!次の事業を立ち上げます。まずはオーガニック給食を叶えお米やお野菜を無農薬で育てる農家さんを増やします。次に自分たちの給食の食材はなるべく自分たちが作れるように学校の授業で組み込んで行きます。学校の授業に農家さんに関わってもらうことで農家さんの収入をあげ、市内での循環を生み出し豊かにしていく!それがこの食と農をつなぐ社会循環プロジェクトです!